スーツの印象を左右する要素はたくさんありますが、その1つにはラペルがあります。ラペルとは下襟を指す言葉です。一般的な型であるレギュラーラペルの幅は7.5cmから8.5cmほどであり、スタイリッシュな雰囲気を演出しやすいです。ナローラペルは5.0cmから7.0cmで、モード系タイトスーツなどに調和してくれます。レギュラータイプよりも、更に洗練されたスタイリッシュさが感じられるでしょう。ワイドラペルは9.0cmから10.0cmであり、存在感が強くなっています。クラシックな雰囲気が感じられますが、ビジネスの場では派手に見えがちなので、職種や職場の雰囲気を考慮して取り入れるかどうか決める必要があるでしょう。このように、下襟の幅でも印象は大きく違ってくるため、詳しく知って自分にベストなものが選べるようにしておくことが大切です。
